はじめに
今回は、さんけい「みにちゅあーとキット」の本屋(MP03-63)を制作しました。
1/150スケールの「なつかしのジオラマシリーズ」のひとつで、昭和から平成初期の商店街で見かけたような、どこか懐かしい雰囲気を持つ本屋さんです。

この作品の大きな魅力は、建物だけでなく本棚や雑誌ラック、看板など「本屋らしさ」を感じられる小物が充実していること。
実際に制作すると、店内まで作り込める楽しさがありました。
今回は、制作を進めている『千と千尋の神隠し』の不思議の町をイメージしたジオラマへ配置する建物として制作しています。
本来の指定作品ではありませんが、tes CRAFTでは「パラレルワールド」をコンセプトに、自分なりの街づくりを楽しんでいます。
この記事では、本屋(MP03-63)の制作工程や難しかったポイント、完成後の見どころなどを詳しく紹介します。
本屋(MP03-63)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 本屋 |
| 品番 | MP03-63 |
| シリーズ | なつかしのジオラマシリーズ |
| スケール | 1/150 |
| tes CRAFT体感難易度 | ★★★☆☆ |
| 制作時間 | 約3時間 |
| 完成サイズ | W47×D67×H60mm |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 販売状況 | 販売中 |
※販売状況は記事更新時点の情報です。
本屋(MP03-63)の見どころ
この作品は、建物そのものはもちろん、本屋という空間を再現する小物の多さが魅力です。
- 店内の壁面本棚
- 中央の平台
- 店頭の雑誌ラック
- 昭和レトロな袖看板
- 「本」の立て看板
- 本棚横のポスター
- 青と白のストライプテント
1/150という小さなスケールですが、店内まで作り込まれているため、完成後に中を覗いて楽しめる作品になっています。

この作品を選んだ理由
1/150スケールで、不思議の町をイメージしたジオラマへ自然に置ける建物を探していたところ、この本屋が目に留まりました。
外観も魅力的ですが、購入の決め手になったのは付属する小物の多さです。
本棚や雑誌ラック、袖看板、立て看板、ポスターなどが用意されていて、建物を作るだけではなく「小さな本屋そのもの」を組み立てられるところに惹かれました。
完成した本屋をチェック
完成すると、昔ながらの街の本屋さんらしい雰囲気がしっかりと感じられます。
3階建ての建物に、青と白のストライプテント。
店頭には雑誌ラックが並び、店内には壁面本棚や平台が配置されています。
本棚には細かな印刷が施されているため、一冊ずつ本を作る必要はありません。
それでも完成後に見ると、たくさんの本が棚に並んでいるように見えるのが面白いところです。
看板の細かなデザインにも注目
袖看板などには、本や雑誌を連想させる遊び心のあるデザインが細かく印刷されています。

大きく「本」と書かれた立て看板もあり、小さな建物ながら一目で本屋だと分かるデザインになっています。
こうした細かな部分を探しながら眺めるのも、この作品の楽しさです。
本屋(MP03-63)の制作工程
① 建物の壁を作る
まずは建物の正面・側面・背面を組み立てます。
窓には付属のプラ板を貼り付けていきます。

この工程で少し難しかったのが正面入口の格子部分。
パーツが細く、ボンドを塗れるスペースもかなり狭いため、接着剤を付けすぎないよう注意しました。
透明なプラ板へ接着する部分なので、ボンドのはみ出しが気になる場合は両面テープを使う方法もあります。
② ベースと店内の本棚を作る
続いて床となるベースと、店内に配置する本棚を制作します。
店内には、
- 壁面本棚
- 中央の平台
などが配置されます。

本棚はベースに描かれたガイドラインに合わせて接着します。
ここで位置がずれると、後から建物本体をかぶせる際に干渉する可能性があるため、接着前に位置を確認しておくことがポイントです。
なお、tes CRAFTでは制作の都合上、店内部分を説明書とは少し異なるタイミングで制作しました。
③ ライトアップ用の加工
建物内部にはライトアップを想定したカットガイドがあります。
後からLEDなどを取り付けたい場合は、建物を完全に組み立ててしまう前に加工しておくと作業しやすくなります。
私は後からライトアップできるよう、床部分に穴を開けて制作しました。
④ 建物本体を組み立てる
壁や店内パーツの準備ができたら、建物本体を組み立てていきます。
接着する前に壁同士を仮組みし、傾きやズレがないか確認してから固定するときれいに仕上げやすくなります。
⑤ 屋根・看板・物干しスペースを取り付ける
建物本体が完成したら、
- 屋根
- 袖看板
- 立て看板
- 物干し台
- 物干し竿
などを取り付けます。

特に物干し竿は非常に細く、接着には少し苦労しました。
こうした細かなパーツは指だけでは位置を合わせにくいため、ピンセットを使って少量のボンドで接着するのがおすすめです。
実際に作って難しかったポイント
正面入口のプラ板
正面入口は格子部分が細いため、プラ板を貼る際の接着剤の量に注意が必要でした。
ボンドが多いと透明部分へはみ出して目立ってしまう可能性があります。
物干し竿の取り付け
もうひとつ細かかったのが物干しスペース。
特に物干し竿は非常に細いため、ピンセットを使って慎重に位置を合わせました。
体感としては極端に難しいキットではありませんが、こうした細かな作業があるため、tes CRAFT体感難易度は★★★☆☆としています。
きれいに作るためのポイント
この作品で特に意識したいのは、店内パーツの位置合わせです。
本棚などをガイドラインから大きくずらしてしまうと、建物本体を取り付ける際に干渉する可能性があります。
接着剤を付ける前に一度パーツを置いて、
「この位置で建物がきちんとかぶさるか」
を確認しておくと安心です。
また、入口のプラ板や物干し竿などの細かな部分では、ボンドを少量ずつ使用するのがおすすめです。
自分好みにアレンジできるのも楽しい
店頭用の雑誌ラックは3台付属しています。
今回はそのうち2台を店内へ移動し、自分好みの本屋になるようレイアウトを変更しました。

説明書通りに完成させるだけでなく、小物の配置を少し変更して自分だけの作品にできるのも、ミニチュア制作の楽しさだと思います。
ミニコラム|「面陳(めんちん)」とは?
書店では、本の表紙を正面に向けて見せる陳列方法を**「面陳(めんちん)」**と呼びます。
一方、背表紙を見せて並べる方法は「背差し」。
店内中央などに設置される低い平置き棚は「平台」と呼ばれ、新刊や特集コーナーなどでよく使われています。

このキットでも壁面の本棚だけでなく、平台や雑誌ラックなどが再現されていて、実際の本屋らしい空間づくりを楽しめます。
不思議の町をイメージしたジオラマとの相性
本来、この本屋は不思議の町ジオラマへの配置が指定されている作品ではありません。
それでも実際に街へ置いてみると、かなり自然に馴染んでくれました。

昭和から平成初期の商店街を思わせる建物なので、レトロな街並みとの相性も良好です。
tes CRAFTでは「パラレルワールド」として自由に街を作っているため、こうした本来の組み合わせにはない建物も取り入れています。
同じ1/150スケールの作品を自由に組み合わせられるのも、みにちゅあーとの面白さだと思います。
こんな人におすすめ
- 昭和レトロな街並みが好きな方
- 商店街ジオラマを作りたい方
- 1/150スケールの建物を集めている方
- 建物内部まで作り込みたい方
- 本棚や看板など細かな小物が好きな方
- 自分なりにレイアウトをアレンジしたい方
tes CRAFTの総合評価
★★★★★ 5/5
良かった点
- 本棚や雑誌ラックなど店内の作り込みが楽しい
- 本屋らしい小物が充実している
- 看板の細かな印刷まで楽しめる
- 1/150スケールの街並みに組み込みやすい
- 約3時間で完成できる
- 小物の配置を自分好みにアレンジできる
気になった点
- 正面入口へのプラ板接着は少し慎重さが必要
- 物干し竿など非常に細かなパーツがある
- 店内パーツの位置合わせには注意が必要
体感難易度
★★★☆☆(3/5)
建物本体の組み立てはそれほど難しくありません。
一方で、入口のプラ板や物干し竿など細かな作業があるため、少し慎重に進めたい作品です。
本棚や雑誌ラック、看板など、建物以上に「本屋という空間」を作る楽しさを味わえるキットでした。
単体で飾るのはもちろん、商店街や1/150ジオラマへ加える建物としてもおすすめです。
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