はじめに
今回は、さんけいの「なつかしのジオラマシリーズ ラーメン屋(MP03-67)」を制作しました。
1/150スケールで昔ながらのラーメン店を再現したみにちゅあーとキットで、黄色い看板やのれん、自動販売機、2階の物干しスペースなど、小さな建物の中にたくさんの見どころが詰まっています。
今回は、制作を進めている『千と千尋の神隠し』の不思議の町をイメージしたジオラマへ配置する建物のひとつとして制作しました。

実際に作ってみると、建物本体は比較的組み立てやすい一方で、2階のベランダや物干しスペースなど、少し慎重な作業が必要な部分もありました。
この記事では、
- キットの基本情報
- 実際の制作工程
- 難しかったポイント
- きれいに作るコツ
- 完成後の見どころ
- 実際に作って感じた評価
を、制作写真とあわせて紹介します。
ラーメン屋(MP03-67)の基本情報
- 商品名: なつかしのジオラマシリーズ ラーメン屋
- 品番: MP03-67
- スケール: 1/150
- 完成サイズ: W39×D51×H50mm
- 組み立て参考時間: 約3時間
- tes CRAFT体感難易度: ★★★☆☆
- 対象年齢: 12歳以上
- セット内容:
- レーザーシート A~F、K
- 屋根シート
- プラ板
メーカーでは、頑固な大将が作るこだわりのスープが売りで、いつも行列ができている人気のラーメン屋という設定になっています。
建物そのものだけでなく、こうした細かな設定が用意されているのも面白いところです。
完成したラーメン屋の見どころ
完成した作品でまず目を引くのが、正面に配置された大きな黄色い看板です。

「ラーメン さかもと」の文字が大きく描かれていて、昔ながらの町中華やラーメン店を思わせるデザインになっています。
さらに、
- 青い自動販売機
- 店舗前の縦看板
- 側面の突き出し看板
- 2階のベランダ
- 物干しスペース
など、細かな演出も豊富。
店舗前の縦看板には「ユウヒビール」「ヘビスビール」といった遊び心のある名前も描かれていて、細部を眺める楽しさがあります。
1/150という小さなスケールながら、建物単体でもかなり情報量の多い作品です。
ラーメン屋の制作工程
今回の制作工程を順番に紹介します。
① 建物正面を作る
最初に店舗正面のパーツを組み立てます。

1階の入口や窓にはプラ板を使用するため、説明書で指定された寸法に合わせてカットして貼り付けます。
透明パーツは完成後にも見える部分なので、接着剤のはみ出しに注意しながら進めました。
② 建物背面を作る
続いて建物の背面を制作します。
こちらも窓部分にはプラ板を使用。
正面ほど装飾は多くありませんが、建物全体をきれいに組み上げるための重要な部分です。
③ 左右の側面を作る
左右の側面パーツを組み立てます。
パーツごとに形やデザインが異なりますが、説明書と照らし合わせながら進めれば、それほど迷う工程ではありませんでした。
④ 内部補強パーツとベースを加工
内部補強パーツ「A4」とベースパーツ「D31」には、ライトアップ用のガイドラインが用意されています。

将来的にLEDなどを使って建物をライトアップする予定がある場合は、建物を組み立てる前のこの段階で加工しておくのがおすすめです。
私も後からライトアップできるよう、ガイドラインに沿って加工しました。
⑤ 建物本体を組み立てる
正面・背面・左右の側面をベースへ接着し、建物本体を組み上げます。
ここまで進むと、一気にラーメン屋らしい建物の形が見えてきます。
接着する前に一度仮組みして、壁が傾いていないか確認しておくと安心です。
⑥ 瓦屋根を作る
屋根パーツには、専用の屋根シートを貼り付けます。

瓦屋根は建物全体の印象を大きく左右する部分。
シートがずれると完成後にも目立ちやすいため、接着前に位置を確認しながら貼り付けました。
⑦ 2階のベランダと物干しスペースを作る
今回の制作でもっとも難しく感じた工程です。

ベランダの格子パーツが非常に細く、接着できる面積も小さいため、ボンドを付けすぎると位置を合わせにくくなります。
さらに物干し竿を取り付ける工程もあり、何度か位置を調整しました。
ここはピンセットを使い、ボンドを少量ずつ付けながら進めるのがおすすめです。
⑧ のれん・看板・自動販売機を取り付ける
最後に店舗を特徴づける装飾を取り付けていきます。
店舗前には「ラーメン」と書かれたのれんを設置。

文字と文字の間に軽く切り込みを入れることで、本物ののれんのような立体感を表現できます。
その後、
- 黄色いテント看板
- 突き出し看板
- 縦看板
- 青い自動販売機
などを取り付ければ完成です。

実際に作って難しかったポイント
2階の物干しスペース
今回もっとも難しかったのは、やはり2階のベランダと物干しスペースでした。
格子状のパーツが細いうえに接着箇所も小さく、ボンドを多く付けると位置調整が難しくなります。
また、1階の瓦屋根の上に乗るような構造になっているため、少し不安定な状態で作業する必要があります。
細かな部分を指だけで接着するのは難しいため、ピンセットを使って一つずつ位置を確認しながら取り付けるのがおすすめです。
きれいに作るためのコツ
印刷シートはガイドラインを確認してから切る
看板などに使用する印刷シートは、カットする位置が仕上がりを左右します。

外側を切りすぎると白い余白が残り、逆に内側へ切り込みすぎると印刷されたデザインまで欠けてしまいます。
説明書のガイドラインを確認しながら、定規とアートナイフを使って丁寧にカットするときれいに仕上げやすくなります。
ボンドは少量ずつ
ベランダの格子や看板など、接着面が小さなパーツでは特にボンドの付けすぎに注意します。
一度に大量に付けるのではなく、少量を付けて位置を合わせ、必要に応じて追加するくらいがおすすめです。
作って良かったポイント
この作品の魅力は、昔ながらのラーメン店らしい雰囲気がしっかり再現されていることです。
黄色い看板やのれんなど、一目見ただけで「ラーメン屋」と分かるデザインになっています。
さらに、自動販売機、縦看板、ベランダ、物干し竿など、小さな付属パーツも充実。
単体で飾るのはもちろん、1/150スケールの建物と並べて街並みを作るのにも向いている作品だと思います。
こんな人におすすめ
- 昭和レトロな街並みが好きな方
- 1/150スケールのジオラマを作っている方
- 商店街や飲食店の建物を増やしたい方
- 小さな看板や装飾を作るのが好きな方
- 初心者向けキットから少しステップアップしたい方
特に、なつかしのジオラマシリーズを並べて街並みを作りたい方には相性の良いキットです。
tes CRAFTの総合評価
★★★★★ 5/5
良かった点
- 黄色い看板を中心としたラーメン屋らしい雰囲気
- 自動販売機や看板など付属パーツが豊富
- 1/150でも細部まで楽しめる
- 約3時間という比較的取り組みやすい制作時間
- ジオラマへ配置したときの存在感がある
気になった点
- 2階の物干しスペースはやや難しい
- ベランダ格子は接着面が小さい
- 印刷シートのカットには少し注意が必要
体感難易度
★★★☆☆(3/5)
建物本体は比較的スムーズに組み立てられましたが、2階のベランダや物干しスペースには細かな作業があります。
初めての1作品として絶対に簡単とは言い切れませんが、基本的なみにちゅあーとの制作に慣れてきた方なら十分楽しめる難易度だと思います。
完成後の満足度は高く、昭和の商店街やレトロな街並みを作りたい方には特におすすめしたい作品です。
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基本的な作り方や必要な道具を紹介しています。
▶︎ みにちゅあーとで失敗しないコツ10選
120作品以上を制作して分かった、失敗を減らすポイントを紹介しています。
▶︎ みにちゅあーと制作データベース
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