今回は、さんけいのみにちゅあーとキット、スタジオジブリmini「老犬ジェファーソンとキキ」を制作しました!
『魔女の宅急便』に登場するキキやジジ、老犬ジェファーソンたちの印象的な場面を、小さなジオラマとして楽しめる作品です。

最近のtes CRAFTでは、ひとつの作品だけを集中して制作するのではなく、いくつかの作品を並行して制作することも増えてきました。
時間をかけてじっくり作る大型作品も楽しいですが、その合間に数時間で完成させられるコンパクトな作品を作るのも、また違った楽しさがあります。
そこで今回は、久しぶりの「スタジオジブリmini」シリーズから、まだ制作したことのなかった「老犬ジェファーソンとキキ」を選んでみました。
実際に制作してみると、説明書通りに組み立てるだけならかなり作りやすい作品。
一方で、完成見本のような雰囲気を目指して着色まで行うと、思っていた以上に奥深さも感じられました。
この記事では、3日間の制作を振り返りながら、実際にかかった時間や体感難易度、制作して感じた注意点やコツなどを紹介していきます。
過去に制作した魔女の宅急便の記事もチェックしてもらえたら嬉しいです!

スタジオジブリmini「老犬ジェファーソンとキキ」の基本情報
今回制作したのは、さんけいから発売されているスタジオジブリminiシリーズの「老犬ジェファーソンとキキ」です。
『魔女の宅急便』の中でも印象的な、猫のぬいぐるみをめぐる場面を再現した作品。
キキやジジ、ジェファーソンだけでなく、自動車や洋館の壁なども配置され、小さなスペースの中に映画のワンシーンが凝縮されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | スタジオジブリmini 老犬ジェファーソンとキキ |
| 品番 | MP07-84 |
| 作品 | 魔女の宅急便 |
| シリーズ | スタジオジブリmini |
| 制作期間 | 3日間 |
| 実制作時間 | 約4時間 |
| tes CRAFT体感難易度 | ★★★☆☆ |
| 説明書通りに制作した場合 | ★☆☆☆☆程度 |
| おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
今回のポイントは、作り方によって難易度がかなり変わること。
説明書に沿って必要最低限の着色だけを行うのであれば、★1程度の作りやすいキットだと思います。
今回は完成見本を参考にしながら色鉛筆やカラーペンを使って追加の着色も行ったため、tes CRAFTでの体感難易度は★3としました。
これからみにちゅあーとを始めてみたい方は、「みにちゅあーとキットの作り方完全ガイド」もあわせて参考にしてみてください。
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箱を開けて最初に感じたのは、思っていた以上にパーツ数が少ないことでした。

スタジオジブリminiらしいコンパクトな構成で、説明書を確認した段階では「比較的短時間で完成できそう」という印象です。
ただ、完成見本をよく見ると、キキやジェファーソン、洋館のレンガ、自動車などには細かな陰影が加えられています。
説明書通りに作るだけなら、それほど多くの着色は必要ありません。
今回はせっかくなので、完成見本の雰囲気にできるだけ近づけることにも挑戦してみました。
そのため、色鉛筆やカラーペンなども使用しながら制作しています。
制作1日目|キキを制作
制作1日目は、この作品の主役となるキキの制作からスタートしました。
キキは黒を基調とした服と赤いリボンという特徴的な配色で、複数の小さなパーツを重ねながら立体的に仕上げていきます。
全体としては比較的作りやすかったものの、パーツがかなり小さいため、一部取り付ける向きや位置が分かりにくく感じるところがありました。

特に少し迷ったのが、キキが持っている黒猫のぬいぐるみ周辺です。
C-1と左腕・手にあたるA-3周辺は、パーツが非常に小さく、どの向きで重ねるのか少し判断しにくく感じました。
また、キキの左肩にいるジジ周辺も取り付け位置が細かく、説明書だけでは向きを判断しにくい部分がありました。
こうした細かなパーツは、接着する前に説明書だけでなく完成写真も確認しながら位置を決めると安心です。
キキに陰影を追加
今回は説明書通りに制作するだけでなく、パッケージの完成写真を参考にしながら、キキにもオリジナルで陰影を加えました。
建物から差す光をイメージして、背中や腰、足元などを中心に黒系の色鉛筆で濃淡をつけています。

実際にやってみると、一部は少し色を濃くしすぎたかなと感じました。
パーツ自体が非常に小さいため、ほんの少し色を加えただけでも印象が大きく変わります。陰影を加える場合は、最初から濃く塗るのではなく、薄く少しずつ色を重ねていくほうが自然に仕上げやすいと思います。
また、キキの左目の下にはごく薄くピンク系の色を加えて、少し柔らかな表情になるようにしてみました。
こうした追加の着色は必須ではありません。
説明書通りの制作でもキキらしさは十分表現できるので、初めて制作する場合は無理に追加の着色をせず、まずは組み立てを楽しむのもおすすめです。
キキが完成したところで、制作1日目は終了です。
制作2日目|ジェファーソン・自動車・背景を制作
制作2日目は、老犬ジェファーソンから制作を再開しました。
ジェファーソンを制作
完成写真を見ると細かな毛並みまで表現されているため、一見すると難しそうに感じるジェファーソン。
ところが実際に制作してみると、思っていた以上に組み立てやすいパーツでした。
毛の色や模様の多くは、色の異なるパーツを重ねることで表現されています。

耳や背中などもパーツの形から取り付け位置を判断しやすく、細かな見た目のわりには迷う場面はそれほどありませんでした。
説明書に沿って鼻や首輪など必要な部分を着色するだけでも、十分ジェファーソンらしい仕上がりになります。
今回はさらに完成写真の雰囲気に近づけるため、お腹側を中心に陰影を追加しました。
キキと同じように光の当たる方向を意識しながら、少しずつ濃淡をつけています。
自動車を制作
続いて自動車を制作します。
自動車そのものの組み立てはそれほど難しくなく、パーツを順番に重ねていくことで立体的な形になっていきます。
後部の赤いランプ部分を着色したり、印刷シートのナンバープレートを取り付けたりと、小さいながら細かな作業もあります。

ナンバープレートについては取り付け位置が少し分かりにくかったため、完成写真なども確認しながら位置を決めました。
細かな白色の着色には爪楊枝を使用
今回の制作で意外と難しかったのが、細かな白色の表現です。
白い色鉛筆では思ったように色が乗らなかったため、白いカラーペンのインクを少量取り、爪楊枝の先端につけて着色する方法を試しました。
かなり小さな部分にも色を置ける一方で、少し塗料が広がるだけでも見た目が変わってしまいます。
特にキャラクターの目などは表情にも影響するため、無理に完成写真と同じところまで再現する必要はないと思います。

細かな着色に自信がない場合は、あえて手を加えず、説明書通りに仕上げたほうがきれいに完成する場合もあります。
後ろの背景を制作
2日目の最後は、作品の後ろ側に配置する背景を制作しました。
三日月が描かれた印刷シートを切り出し、背景用のパーツと組み合わせていきます。

工程自体は比較的シンプルですが、この背景が入ることで『魔女の宅急便』らしい夜の情景が少しずつ見えてきました。
ジェファーソン、自動車、背景まで完成したところで、制作2日目は終了です。
制作3日目|レンガ調の壁を制作して最終組み立て
制作3日目はいよいよ仕上げです。
残っているレンガ調の壁などを制作し、これまで作ってきたパーツをひとつの作品として組み合わせていきます。
レンガ調の壁を制作
まずは作品の背景を構成するレンガ調の壁を制作します。
この工程で特徴的だったのが、壁の一部を黒く着色する作業です。
みにちゅあーとでは異なる色のレーザーシートを重ねることで色や質感を表現する作品も多いため、比較的広い範囲を自分で着色する工程は個人的には少し珍しく感じました。
今回はさらにパッケージの完成写真を参考にしながら、レンガ部分にもベージュ系や赤系の色を少しずつ追加しています。

均一に塗るのではなく、レンガごとに少し色の変化をつけることで、壁に表情が出るよう意識しました。
ただし、ここまでの追加着色は説明書通りに完成させるために必須というわけではありません。
特に初めてみにちゅあーとを作る場合は、無理にパッケージ写真を完全再現しようとせず、まずは説明書に沿って組み立てるだけでも十分楽しめると思います。
すべてのパーツを組み合わせて完成!
レンガ調の壁など残りのパーツが完成したら、いよいよ最終組み立てです。
3日間で制作してきた木、キキ、ジェファーソン、自動車、背景、レンガ調の壁などを配置していきます。

ひとつずつ制作していたパーツが組み合わさることで、それまでバラバラだったものが一気にひとつの情景としてつながっていきます。
完成して特に気に入っているのは、やはりキキの周辺。
キキとジジ、そして黒猫のぬいぐるみが揃うことで、映画で印象に残っていたシーンを小さな世界の中で楽しめる作品になりました。
追加した着色については、「もう少し自然にできたかも」と感じる部分もあります。
それでも少し離れたところから完成作品全体を見ると、今回再現したかったシーンの雰囲気がしっかり感じられ、完成したときの満足感もありました。
これで、スタジオジブリmini「老犬ジェファーソンとキキ」完成です!

魔女の宅急便については別のキットも作ったことがあるので、ぜひチェックしてみてください!


