はじめに
みにちゅあーとキットを制作していると、「ピンセットってどれを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身、2018年から「tes CRAFT」として活動を始め、これまで120作品以上のみにちゅあーとキットを制作してきました。その中でさまざまなピンセットを試してきましたが、現在もメインで使い続けているのがGOOT(グット) 精密ピンセット TS-15(ワシ口タイプ)です。
実際に同じモデルを3本購入し、現在は2本を使い分けながら制作しています。
今回は、私が長年愛用している理由や、初心者にもおすすめしたいポイントを紹介します。
私が愛用しているピンセット
私が普段使用しているのはこちらです。
GOOT(グット) 精密ピンセット ワシ口タイプ TS-15

このピンセットは非磁性ステンレスで、長さ約120mm、重量15g、先端が少し下向きにカーブしている「ワシ口タイプ」が特徴です。
みにちゅあーとのような細かな紙パーツを扱う作業では、この形状が非常に扱いやすく、現在でも制作のメイン工具として使用しています。
ワシ口タイプをおすすめする理由
一般的なピンセットは、先端がまっすぐ伸びたストレートタイプが多く販売されています。
もちろんストレートタイプにも良さはありますが、私はワシ口タイプの方が圧倒的に作業しやすいと感じています。
その理由は、自然な手首の角度で作業できるからです。
私はカッターマットの上に手の側面を軽く乗せ、ペンを持つような感覚で制作しています。
その状態では、ワシ口タイプの先端が自然にパーツへ向いてくれるため、無理に手首をひねることなく細かなパーツをつかめます。

長時間制作していても疲れにくく、狙った位置へ正確にパーツを置きやすい点が大きな魅力です。
ピンセットの持ち方にもコツがあります
実は、ピンセットは持ち方だけでも安定感が大きく変わります。
私が普段意識している持ち方は次のとおりです。
- ピンセットの後端を小指の関節付近で支える
- 薬指と中指を添えてピンセット全体を安定させる
- 親指と人差し指で優しく開閉する
- 手の側面をカッターマットに軽く乗せて手首を固定する

強く握るのではなく、「支える」イメージで持つことがポイントです。
ペンで文字を書くような感覚に近く、手ブレを抑えながら細かな作業を行えます。
極細タイプを選ぶメリット
みにちゅあーとのパーツは非常に繊細です。
太めのピンセットはしっかりつかめる反面、力が入りやすく、
- パーツに跡が付く
- 紙が折れる
- パーツが飛んでしまう
といった失敗につながることがあります。
そのため、私は極細タイプのピンセットをおすすめしています。
もちろん持ち方も大切ですが、ピンセット自体が細い方が力加減を調整しやすく、繊細な紙パーツでも安心して扱えます。
小さすぎるパーツはアートナイフを使うのもおすすめ
実は、すべてのパーツをピンセットで持つ必要はありません。
1mm前後の非常に小さなパーツでは、ピンセットでつかもうとすると勢いで飛ばしてしまうことがあります。
そんなときは、アートナイフの刃先を軽くパーツに刺し、持ち上げて移動させる方法もおすすめです。
実際にメーカーの制作例でも見かけるテクニックで、私自身も細かなパーツではよく使用しています。
ただし、完成後に見える面へ深く刺してしまうと傷が残る可能性があるため、目立たない位置や軽く引っ掛ける程度で使用しましょう。
ストレートタイプにも向いている場面はある
ワシ口タイプは非常に扱いやすい一方で、狭い隙間へまっすぐ差し込むような作業では、ストレートタイプの方が使いやすい場面もあります。
そのため、制作に慣れてきたら用途に応じて使い分けるのもおすすめです。
ただ、初めてみにちゅあーとを制作する方や、長時間じっくり作業する方には、私はワシ口タイプをおすすめしたいと思います。
私は同じピンセットを2本使っています
現在は同じGOOT TS-15を2本使用しています。
片方でパーツを押さえながら、もう片方で位置を微調整したり、接着後の細かな位置合わせを行ったりするためです。
最初は1本で十分ですが、制作に慣れてくると2本あることで作業効率が大きく向上します。
まとめ
これまで120作品以上のみにちゅあーとキットを制作してきましたが、現在でもメイン工具として使い続けているのがGOOT 精密ピンセット TS-15(ワシ口タイプ)です。
実際に同じモデルを3本購入し、現在も2本体制で愛用しています。
ピンセットは小さな工具ですが、作品の作りやすさや完成度を大きく左右する重要なアイテムです。
これからみにちゅあーと制作を始める方や、今使っているピンセットがしっくりこない方は、ぜひ一度ワシ口タイプも試してみてください。


