今回は、さんけいの「みにちゅあーとキット」から、ジオラマオプションキット 「墓石A(MP04-84)」を制作しました!
1/150スケールの小さな墓石が4種類セットになった、とてもシンプルなキットです。
完成サイズは1つあたりわずかW6×D6mmほど。指先に乗ってしまうほどの小ささですが、実際に完成させてジオラマの中に置いてみると、思っていた以上に存在感があります。
今回は4種類すべて合わせても1時間弱で完成しました。
メーカー設定の制作レベルは★★☆☆☆ですが、個人的な体感難易度は★☆☆☆☆。
みにちゅあーとキットを初めて作る方にもおすすめしやすい作品でした。
みにちゅあーとキット「墓石A」とは?
今回制作した「墓石A」は、建物などのメインキットではなく、ジオラマに小物を追加して楽しむジオラマオプションキットのひとつです。
墓石Aの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 墓石A |
| 商品番号 | MP04-84 |
| シリーズ | ジオラマオプションキット |
| スケール | 1/150 |
| 完成サイズ | W6×D6mm |
| セット内容 | 墓石4種・各1個 |
| キット内容 | レーザーシート2枚 |
| 制作レベル | ★★☆☆☆ |
| 組立所要時間 | 約1時間 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 公式販売価格 | 税込506円 ※2026年8月8日時点 |
| 実際の制作時間 | 4種類合計で1時間弱 |
| 体感難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 完成後の満足度 | ★★★★★ |
今回は以前、楽天市場のみにちゅあーと公式ショップで購入しました。
500円台という手頃な価格で4種類の墓石を制作できるため、ジオラマにちょっとしたアクセントを追加したいときにも手を出しやすいキットだと思います。
レーザーシートはわずか2枚!とてもシンプルなセット内容
「墓石A」に入っているレーザーシートはわずか2枚。

パーツ番号1~28までが配置されたシートと、29~35までが配置されたシートで構成されています。
建物系のみにちゅあーとキットと比較すると、かなりシンプルです。
制作するのは形状や高さがそれぞれ異なる4種類の墓石。
どれも非常に小さいのですが、墓石の中心となる縦長の竿石(さおいし)や、その下に重なる台石、前面の香炉を思わせる細かな造形などが再現されています。
1/150という小ささを考えると、十分すぎるほどのディテールです。
「墓石A」を実際に作ってみました!
制作方法も非常にシンプル。
基本的には墓石の中心部分を作り、その周囲や土台にパーツを重ねながら厚みと形状を作っていきます。

みにちゅあーとキットらしくパーツ自体はかなり小さいため、ピンセットは必須です。
ただし、「小さいから難しい」という印象はほとんどありませんでした。
その理由のひとつが、パーツに入っているガイドラインです。
ガイドラインが分かりやすく初心者でも作りやすい
レーザーシートから切り離したパーツを見ると、表面に筋が入っているものがあります。
この筋が、次のパーツを接着する位置を示すガイドになっています。

そのため、
「このパーツをどこに貼ればいいんだろう?」
と迷う場面がかなり少なくなっています。
複雑な曲げ加工などもほとんどなく、基本的には説明書に沿ってパーツを重ねていけば形になっていくため、制作そのものはかなり分かりやすかったです。
注意したいのはパーツの「表裏」と「前後」
今回、一番気をつけたいと思ったのがパーツの向きです。
構造自体は簡単なのですが、一見するとよく似たパーツでも、
「こちらは前面」「こちらは背面」
と取り付け位置が決まっている部分があります。

例えば最初の墓石では、30番と31番のパーツから中心部分を作り、その後に1番のパーツを前後へ取り付けます。
ここまでは比較的分かりやすいのですが、その次は2番を前側、3番を後ろ側へ取り付けます。
つまり、見た目が似ているからといって同じ向きに接着してしまうのはNG。
間違えても墓石そのものが組み立てられなくなるほど致命的ではないと思いますが、前面にある香炉のような部分の位置関係などが変わり、完成後の印象が少し不自然になってしまいます。
「筋が入っている面」を接着前に確認!
もうひとつ重要なのが、先ほど紹介したガイドライン。
この筋は次のパーツを接着する位置を示してくれる一方で、表裏を判断するための目印にもなります。
接着剤をつける前に、
「この面が本当に外側で合っているか?」
「前と後ろを間違えていないか?」
を一度確認してから接着するのがおすすめです。
キット自体が簡単だからこそ、こうした小さな確認だけで完成度がかなり変わってくると思います。
一番小さな墓石は少しだけ慎重に
4種類の中で個人的に少し難しいと感じたのが、最後に制作した一番小さな墓石です。
特に21番・22番のパーツを使って前面の細かな部分を作る工程は、パーツ自体がかなり小さくなっています。

貼り付け位置を示すガイドはしっかり用意されているものの、完成サイズがわずか6mm程度なので、ほんの少し左右にズレるだけでも意外と目立ちます。
基本的に左右対称になるよう、
中心位置を確認 → ピンセットで配置 → 位置を微調整 → 接着
という流れで慎重に作るのがおすすめです。
今回「ピンセットが必須」と感じたのも、特にこうした細かな工程でした。
制作時間は4種類合わせて1時間弱!
メーカーが設定している組立所要時間は約1時間。
実際に制作してみても、4種類すべて合わせて1時間弱ほどで完成しました。
そしてメーカー設定の制作レベルは★★☆☆☆ですが、個人的な体感難易度は、
体感難易度:★☆☆☆☆
でいいと思います。
パーツの小ささだけを見ると少し難しそうに感じますが、
- 接着位置のガイドが分かりやすい
- 複雑な曲げ加工がほとんどない
- パーツを順番に重ねていく工程が中心
- 説明書通り進めれば迷いにくい
という点から、かなり作りやすいキットでした。
「みにちゅあーとキットを作ってみたいけど、建物をいきなり作るのはちょっと不安……」
という方が最初に挑戦する作品としても面白いと思います。
完成!わずか6mmの墓石でも存在感は十分
そして4種類の墓石が完成!

完成後の満足度:★★★★★
これは文句なしの★5です。
本当に指先サイズの小さな作品ですが、4種類を並べてみると、それぞれ高さや形状、前面の造形などに違いがあります。
単純に同じ墓石が4個入っているのではなく、それぞれ微妙に形が違うのがいいですね。
そして「墓石A」の面白さを一番感じられたのは、完成した墓石を実際のジオラマに置いてみたときでした。
井戸や石像と並べるだけで一気に世界観が広がる!
今回、完成した4種類の墓石をジオラマの中に並べてみました。
左側には以前制作した井戸、その付属品である案内板。
そして右側には『千と千尋の神隠し』をイメージさせる石像も配置しています。

これが個人的にはかなり気に入りました。
墓石だけを見ると本当に小さなジオラマパーツなのですが、井戸や石像、古い木造建築などと組み合わせると、一気に「場所」としての雰囲気が生まれます。
特に墓石は、現代的な建物というよりも、神社やお寺、古い日本家屋などとの相性が良さそうです。
「なつかしのジオラマシリーズ」の作品と組み合わせるのも面白そうですね。
こうした小物を少しずつ加えていくことで、建物だけを並べたジオラマとはまた違った、昔からそこに人の暮らしや歴史があったような世界観を作れるのがジオラマオプションキットの魅力だと思います。
「不思議の町」のジオラマにも取り入れてみたい
今回「墓石A」を制作した理由のひとつが、現在制作を進めている「不思議の町」のジオラマに取り入れてみたかったからです。

『千と千尋の神隠し』では、千尋たちが不思議な世界へ入っていく序盤から、どこか懐かしく、それでいて少し不気味さを感じる風景が描かれています。
今回の墓石も、作品に登場する場所そのものを再現するというより、
「不思議な世界へ続いていきそうな、古くて少し不思議な日本の風景」
を表現するためのパーツとして使えそうだと感じました。
井戸や石像、古い木造建築などと一緒に配置してみると、そのイメージがさらに膨らみます。
今後「不思議の町」のジオラマのどこに配置するか考えるのも楽しみです。
「墓石A」はこんな人におすすめ!
今回作ってみて、特におすすめしたいのは次のような方です。
- みにちゅあーとキットを初めて作る方
- 1/150スケールのジオラマを制作している方
- Nゲージの情景に小物を追加したい方
- 神社やお寺、古い日本の風景を作りたい方
- なつかしのジオラマシリーズを持っている方
- 低価格で短時間に作れるキットを探している方
初心者向けではありますが、もちろん中級者・上級者にもおすすめ。
特にすでに1/150スケールの街並みを持っている方なら、完成した墓石を置くだけですぐ楽しめるのが大きな魅力です。
まとめ|500円台でジオラマの雰囲気を大きく変えられる「墓石A」
今回は、みにちゅあーとキットのジオラマオプションキット「墓石A(MP04-84)」を制作しました。
最後に今回の評価をまとめます。
| 項目 | tes CRAFT評価 |
|---|---|
| 制作時間 | 1時間弱 |
| 体感難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 作りやすさ | ★★★★★ |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ |
| 完成後の満足度 | ★★★★★ |
完成サイズはわずかW6×D6mm。
それでも4種類それぞれに違いがあり、ジオラマに配置したときの存在感は十分です。
何より、井戸や石像、神社、お寺、古い木造建築などと組み合わせることで、ジオラマ全体に新しい物語を加えられるのがこのキットの面白いところ。
価格も手頃で制作時間も短いため、「ジオラマオプションキットを何かひとつ作ってみたい」という方にもおすすめしたい作品でした!
そして、次に制作するキットも少しずつ準備しています。
以前紹介した新作「こびとのコインランドリー」をついに入手しました!

近いうちに制作予定なので、完成したらこちらも詳しくレビューしていきたいと思います。

